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2月23日(日・祝)に祈年祭・天長祭を斎行しました。

 

2月23日(日・祝)午前9時30分より祈年祭並びに天長祭を斎行しました。

 

 

「祈年祭」(きねんさい)とは「としごいのまつり」とも言われその年の五穀の豊穣や産業の発展を祈って執り行われるお祭りで、秋に行われる「新嘗祭」(にいなめさい)と対となる大切なお祭りです。「とし」とは稲の美称であり、「こい」は祈りや願いで、お米を始めとする五穀の豊かな稔りを祈ることを意味します。

 

天照大御神が斎庭の稲穂を瓊瓊杵尊に授けられたことが日本書紀に記されており、そこに日本の始まりが位置づけられることは大きな意味を持ちます。春に豊作を祈り(祈年祭)、秋の収穫に感謝する(新嘗祭)稲作を中心とした営みを、日本人は2000年以上繰り返して来ました。天皇陛下から国民に至るまで神を祀ることは日本の大切な文化であるといえます。

 

更に同日は、畏くも天皇陛下の御生誕された日と重なることから祈年祭に合わせて「天長祭」を斎行し、陛下の益々の弥栄を御祈念致します。